Electric Piano Bassは、1960年に登場したRhodes Piano Bassをベースにしています。Rhodes Piano Bassは、キーボード奏者がベース・パートをカバーするために開発されたもので、32鍵でベース音域をカバーしていました。Rhodes Piano Bassは、他のRhodesピアノと同じように、金属製音叉をハンマーで叩く構造になっています。本ライブラリーでは、低音域の魅力とレスポンスの良さを十分に再現できるよう、丁寧なサンプリングが行われています。
Rhodes Piano Bassのプレイヤーとして最も有名なのは、ドアーズのレイ・マンザレクでしょう。彼はVox ContinentalやGibson G-101の上にRhodes Piano Bassを置く印象的なセッティングで、左手でベース・ライン、右手でコードやメロディを弾くスタイルです。最近では、ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが、Rhodes Piano Bassをライブで使用しているのを見ることができます。
本ライブラリーでは、見た目にも美しいRed Sparkleエディションを使用し、マルチ・ベロシティ・サンプリング技術を使用して、実機の演奏感を損なわないよう慎重にサンプリングを行いました |