上級理論講座1

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vol.1-2 アヴェイラブル・ノート・スケール

アヴェイラブル・ノート・スケール その2
ードという言葉はいろいろな使われ方をします。
このスケールを指す場合もありますし、ジャンルのモード・ジャズをさす場合もあるのです。モード・ジャズの場合は、ココで言ってるのとはちょっと違うので注意しましょう。これらのモードスケールで大抵のコードはまかなえますが、ドミナント7thコードの時だけは、ちょっと


Cミクソリディアン

CH.P.5

ドミナント7thコードはメジャーのときがミクソリディアンで、マイナーの時はHP5になることは覚えておきましょう。

 

アヴェイラブル・ノート・スケール その3
通常楽曲の場合コレでも問題ないのですが、テンション・ノートが入ったりするとスケールが限定されます。例えば9thのテンション・ノートが入った場合、「ミクソリディアン」「リディアン7th」「ホールトーン」が使えます。
それ以外のスケールは9thを持っていないために使うことが出来ないのです。

Cミクソリディアン

Cリディアン7th

Cホールトーン

また特殊な場合は他のスケールになってきます。
  メジャー・キーのダイアトニック・コードにおける2度にあたる、m7のコードでは、通常ドリアンになる。それはメジャー・キーへ進むツー・ファイブのときです。マイナー・キーへいくツー・ファイブは2度にあたるコードはm7(♭5)になるのだが、あくまで、これはセオリー。音楽なんて例外が多いものだ。

そういったことで、あえてメジャー・キーをいくと見せかけてマイナー・キーへ進む、ひねくれたやり方もあるわけだ。その場合、メジャー・キーのツー・ファイブで進み、ドミナント・モーションを後、マイナーへ行くことになる。
そんなときには、ドリアンを使うのではなく
「ドリアン♭2ndスケール」になるのです。

Dドリアン♭2ndスケール

なぜかというと、メジャーとマイナーの違いは3度がポイントなのです。ドリアンの場合はドミナント・モーションした先のコードがメジャー・コードとなる。つまり、3度のままだ。しかし、マイナー・キーの場合♭3度(単3度)になる。つまり、ドリアンをただ弾くとキーから見ると3度の音が弾かれている。これでは、音がぶつかってしまい、はずれた感じになってしまう。だから、♭3度の音を弾いてあげる必要になってくるのだ。そうすると、ドリアンの2番目の音(これがキーから見た3度の音)をフラットしてあげればいいのだ。

この考え方の逆、つまり、マイナー・キーへいくと見せかけてメジャー・キーへドミナント・モーションする変則的な場合、「ロクリアン#2ndスケール」(ロクリアン・ナチュラル2ndスケールとも呼ぶ)になるのです。

Bロクリアン♯2ndスケール

次回はこれらのスケールをコード進行に当てはめるかを説明していこう。

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